2020年

論 文

  • 1) Masanori Hijioka, Kanori Kitamura, Daijiro Yanagisawa, Kaneyasu Nishimura, Kazuyuki Takata, Masatoshi Inden, Yoshihisa Kitamura. Neuroprotective effects of 5-aminolevulinic acid against neurodegeneration in rat models of Parkinson's disease and stroke. J Pharmacol Sci., 144, 183-187 (2020).

  • 2) Yoshifumi Miyawaki, Bumpei Samata, Tetsuhiro Kikuchi, Kaneyasu Nishimura, Jun Takahashi. Zonisamide promotes survival of human-induced pluripotent stem cell-derived dopaminergic neurons in the striatum of female rats. J. Neurosci. Res., 98, 1575-1587(2020).

  • 3) Eriko Kuroda, Kaneyasu Nishimura, Shohei Kawanishi, Mari Sueyoshi, Fumitaka Ueno, Yumiko Toji, Naoko Abo, Toko Konishi, Koki Harada, Shiho Satake, Chiaki Shima, Yuki Toda, Yoshihisa Kitamura, Shun Shimohama, Eishi Ashihara, Kazuyuki Takata. Mouse bone marrow-derived microglia-like cells secrete transforming growth factor-β1 and promote microglial Aβ phagocytosis and reduction of brain Aβ. Neuroscience., 438, 217-228 (2020).

  • 4) Eriko Kuroda, Kazuyuki Takata, Kaneyasu Nishimura, Hikaru Oka, Mari Sueyoshi, Mayu Aitani, Atsushi Kouda, Shiho Satake, Chiaki Shima, Yuki Toda, Susumu Nakata, Yoshihisa Kitamura, Eishi Ashihara. Peripheral blood-derived microglia-like cells decrease amyloid-β burden and ameliorate cognitive impairment in a mouse model of Alzheimer’s disease. J. Alzheimers. Dis., 73, 413-429(2020).

  • 5) Keiichi Ishihara, Ryohei Shimizu, Kazuyuki Takata, Eri Kawashita, Kenji Amano, Atsushi Shimohata, Donovan Low, Takeshi Nabe, Haruhiko Sago, Warren S. Alexander, Florent Ginhoux, Kazuhiro Yamakawa, Satoshi Akiba. Perturbation of the immune cells and prenatal neurogenesis by the triplication of the Erg gene in mouse models of Down syndrome. Brain Pathol., 30, 75-91 (2020).

  • 6) Mamiko Yano, Souichi Nakashima, Shiori Kasa, Seikou Nakamura, Kaneyasu Nishimura, Yoshimi Oda, Kazuyuki Takata, Hisashi Matsuda. Accelerative effects of carbazole‑type alkaloids from Murraya koenigiion neurite outgrowth and their derivative’s in vivo study for spatial memory.
  • J. Nat. Med., 74, 448–455 (2020).

  • 7) Kenjiro Matsumoto, Ayuka Deguchi, Aoi Motoyoshi, Akane Morita, Urara Maebashi, Tomohiro Nakamoto, Shohei Kawanishi, Mari Sueyoshi, Kaneyasu Nishimura, Kazuyuki Takata, Makoto Tominaga, Tsutomu Nakahara, and Shinichi Kato. Role of transient receptor potential vanilloid subtype 4 in the regulation of azoymethane/dextran sulphate sodium-induced colitis-associated cancer in mice. Eur. J. Pharmacol., 867, 172853 (2020).


解説・報告書等

解説書

  • 1) 高田和幸: ミクログリア研究の最前線―基礎から臨床へー第2回ミクログリアの発生起源と脳疾患, 「和光純薬時報」, 富士フィルム和光純薬株式会社, pp.16-17 (2020).
  •  WEB版(日本語 / 英語

報告書

  • 1) 西村周泰: 生体イメージング技術とiPS細胞技術の融合によるパーキンソン病の病態解明と新規診断・治療法の開発, 「私立大学研究ブランディング事業 受容体特異的画像化技術を基盤とするがん放射線内用療法(radio-theranostics)研究拠点の形成 News Letter Vol.2」, pp.6-9 (2020).

トピックス

  • 1) 西村周泰、高田和幸: 中脳ドパミン神経回路網の機能再生・修復を目指した新規治療戦略, 「メディカル・サイエンス・ダイジェスト11月号」, ニューサイエンス社 「メディカル・サイエンス・ダイジェスト」編集委員会, pp.36-38 (2020).


講演等

講 演

  • 1) 高田和幸: 脳内免疫細胞ミクログリアとアルツハイマー病の細胞治療戦略. 第14回次世代を担う若手医療薬科学シンポジウム(岡山), 2020.11.28-12.7.(WEB開催)

シンポジウム

  • 1) 西村周泰: 幹細胞技術の応用による神経変性疾患に対する再生創薬研究. 第14回次世代を担う若手医療薬科学シンポジウム(岡山), 2020.11.28-12.7. (WEB開催)

  • 2) 高田和幸: アルツハイマー病病理におけるミクログリアの意義と治療を指向した機能制御. 第52回日本動脈硬化化学会総会・学術集会(名古屋),2020.7.17-31.(WEB開催)


学会発表等

国内学会

  • 1) 福田愛菜, 西村周泰, 高田和幸: アルツハイマー病Aβオリゴマー仮説の解明に向けたpH click Aβの凝集と細胞死の解析. 第14回次世代を担う若手医療薬科学シンポジウム(岡山), 2020.11.28-12.7.(WEB開催)

  • 2) 福田愛菜, 西村周泰, 高田和幸: アミロイドβによる安定した細胞死モデルの構築と凝集体と細胞毒性との関連性の解析. 第39回日本認知症学会(名古屋), 2020.11.26-28.(ハイブリッド開催)

  • 3) 末吉真梨、西村周泰、芦原英司、下濱 俊、高田和幸: 認知症の細胞治療戦略開発に向けた幹細胞由来ミクログリア様細胞の機能解析とその制御. 第39回日本認知症学会(名古屋), 2020.11.26-28.(ハイブリッド開催)

  • 4) 末吉真梨、西村周泰、芦原英司、下濱俊、高田和幸: 骨髄幹細胞由来ミクログリア様細胞の機能解析とα7ニコチン受容体刺激による機能制御, 第138回日本薬理学会近畿部会(大阪), 2020.11.14.(オンライン開催)

  • 5) 桒垣衣里奈、上村祐介、濵野咲佳、髙畑祐香、吉本和佳、西村周泰、高田和幸、安川岳志、森本博俊、魚住嘉伸、髙山健太郎、長澤一樹: うつ様行動を誘発する社会敗北ストレスに対するマウスの感受性決定要因としての海馬ミクログリア及び腸内細菌叢の役割, 第30回日本医療薬学会年会(名古屋), 2020.10.24-11.1.(WEB開催)

  • 6) 福田愛菜、西村周泰、高田和幸: pH click Aβを用いたアルツハイマー病のオリゴマー仮説に基づくin vitro細胞死モデルの構築とその解析, 第70回日本薬学会関西支部大会 (草津), 2020.10.10.(オンライン開催)

  • 7) 末吉真梨、西村周秦、北村佳久、芦原英司、下濱 俊、高田和幸: 骨髄細胞由来ミクログリア様細胞のミクログリアとの相互作用ならびにニコチン受容体刺激による機能制御の解析, 第70回日本薬学会関西支部大会 (草津), 2020.10.10.(オンライン開催)

  • 8) 福田愛菜、西村周泰、高田和幸: アルツハイマー病のin vitro細胞死モデルの最適化に向けたpH click Aβによる凝集体依存的な細胞毒性の解析, 第63回日本神経化学会大会(東京), 2020.9.10-12.(WEB開催)

  • 9) 上村祐介、桒垣衣里奈、濵野咲佳、髙畑祐香、吉本和佳、森戸克弥、西村周泰、髙山健太郎、高田和幸、長澤一樹: うつ様行動を誘発する慢性社会敗北ストレスに対するマウスの感受性決定要因としての海馬ミクログリア及び腸内細菌叢の関与, 第63回日本神経化学会大会(東京), 2020.9.10-12.(WEB開催)

  • 10) 尾田好美、中嶋聡一、矢野真実子、西村周泰、笠詩織、平尾みなみ、中村誠宏、高田和幸、松田久司: オオバゲッキツ成分からの空間認知記憶改善物質の開発研究, 第37回和漢医薬学会学術大会(京都), 2020.8.29-30.(WEB開催)

  • 11) 黒田絵莉子、西村周泰、中田晋、戸田侑紀、芦原英司、高田和幸: 末梢血中へ動員した造血幹細胞から分化誘導したマクロファージによるアミロイドβ除去および認知機能改善作用の解析, 日本薬学会第140年会 (京都), 2020.3.25-28. (誌上開催)

  • 12) 桒垣衣里奈、小林真実、上村祐介、濵野咲佳、髙畑祐香、吉本和佳、西村周泰、高田和幸、安川岳志、森本博俊、魚住嘉伸、長澤一樹: うつ様行動を誘発する社会敗北ストレスに対するマウスの感受性決定要因としての海馬ミクログリア及び腸内細菌叢の役割,日本薬学会第140年会 (京都), 2020.3.25-28. (誌上開催)

  • 13) 平尾みなみ、中嶋聡一、矢野真実子、西村周泰、尾田好美、中村誠宏、高田和幸、松田久司: カルバゾール誘導体の神経突起伸展ならびに神経成熟促進の可能性と空間認知記憶への作用解析, 日本薬学会第140年会 (京都), 2020.3.25-28. (誌上開催)

  • 14) 戸田侑紀、吉村亮介、板原多勇、宇野智子、中田晋、山田佳菜枝、今井悠莉、高田和幸、芦原英司: DJ-1は神経膠芽種幹細胞の自己複製能に寄与する, 日本薬学会第140年会 (京都), 2020.3.25-28. (誌上開催)

  • 15) 黒田絵莉子、西村周泰、戸田侑紀、中田晋、北村佳久、芦原英司、高田和幸: 末梢血からのミクログリア様細胞の調製とアルツハイマー病モデルマウス海馬内への移植によるアミロイドβの減少と認知記憶機能の改善, 第93回日本薬理学会年会 (横浜), 2020.3.16-18.(誌上開催)


その他

  • 1) 西村周泰、網本直弥、加藤丈使、高田真優子、福田愛菜、平尾真大、高田和幸: 低分子化合物を用いたヒトiPS細胞から脳領域特異的神経細胞の選択的誘導法の標準化: ポスター発表. 第10回京都四大学連携研究フォーラム(京都), 2020.11.30-12.13.(オンライン開催)


研究助成

文部科学省科学研究費補助金

  • 1) 高田和幸(研究代表者):基盤研究(B)(一般)(R2-5)
  • 課題番号 20H03569「脳内免疫環境変化の解析によるアルツハイマー病の病態解明と治療への応用」

  • 2) 西村周泰(研究代表者) : 基盤研究(C)(一般)(R1-3)
  • 課題番号 19K07854「中脳神経回路網の機能再生を目指した新規治療戦略の確立」


財団法人研究助成

  • 1) 高田和幸(研究代表者):公益財団法人篷庵社 令和2年度(第25回)特別研究助成金


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