藤井正徳先生のご異動
2024年4月より藤井先生は本学を退職され、名城大学にご栄転になりました。新生藤井研の発展を心よりお祈りしております。
- 名城大学薬学部 薬効解析学研究室
- 教授 藤井 正徳
- 〒468-8503 名古屋市天白区八事山150番地
「あなたの知らない研究グレーの世界」を発刊しました
榎木英介さんとともに編集、記事の執筆を行いました。研究公正の分野で著名な執筆者をお招きし、それぞれ充実した記事をお寄せいただきました。疑わしい研究活動(Questionable Research Practice, QRP)に焦点を絞ったユニークな読み物です。グレーゾーンの行為は何か、どこが悪いのか、そしてどう対策すれば良いかについて紹介しています。
あなたの知らない研究グレーの世界:中外医学社のwebサイトです。
Frontiers in Immunology誌:マスト細胞論文特集号
Front. Immunol.誌において、マスト細胞と好塩基球をテーマにした特集号を企画しました。2022年2月末まで投稿を受け付けております。ご協力いただきました研究者のみなさまに感謝申し上げます。
"Novel Insights into Inflammatory Roles of Mast Cells and Basophils":Front. Immunol.誌の特集ページです。
第23回日本ヒスタミン学会
2022年1月7, 8日に京都大学医学部芝蘭会館別館において、第23回日本ヒスタミン学会を開催いたしました。感染拡大の影響から様々な学会で演題が集まらないという話をうかがいますが、おかげさまで充実した研究発表をお寄せいただきました。特別講演として、東北大学医学部の谷内一彦先生にヒスタミン研究の歴史をふまえた素晴らしいお話をいただきました。また、ヨーロッパヒスタミン学会(EHRS)とのjoint webinarを開催し、マスト細胞と好塩基球をテーマに大変刺激的なセッションを開催することができました。ハイブリッド開催は初めての経験でしたが、大きなトラブルもなく、お出でいただいたみなさまには久しぶりの対面学会を楽しんでいただけたのではないかと思います。ご参加いただきましたみなさまに厚く御礼申し上げます。
第23回日本ヒスタミン学会:学会のwebサイトです。
IJMS誌:マスト細胞論文特集号
スイスの比較的新しい学術出版社であるMDPI社のInt. J. Mol. Sci.誌において、マスト細胞をテーマにした特集号を企画しました。私自身が関心を持っているIgE非依存的なマスト細胞の活性化のメカニズム、あるいはその刺激因子を対象とした研究、また、分布組織によって異なるマスト細胞の特性、さらにはそうしたマスト細胞の機能を制御(抑制)する方法といったテーマの研究の投稿を募集いたしました。ご協力いただきました研究者のみなさまに感謝申し上げます。
"Activation and Modulation of Mast Cells":IJMS誌の特集ページです。
「科学者の研究倫理ー化学・ライフサイエンスを中心に」を発刊しました
研究不正(ミスコンダクト)は研究コミュニティに大きな影響を与えているにも関わらず、これまではあまり議論されることはありませんでした。しかし、理化学研究所のSTAP細胞事件、ディオバンをめぐる臨床研究の不正が明るみに出た2014年以降、研究公正を目指す活動が盛んになってまいりました。
私たちは、2015年の日本薬学会の年会シンポジウムをきっかけとして、研究公正の問題に取り組んでまいりました。2018年6月に東京化学同人のご支援のもと、テキスト「科学者の研究倫理ー化学・ライフサイエンスを中心に」を刊行いたしました。早稲田大学先進理工学部の小出隆規博士、本学の安井裕之博士との共著です。研究倫理を学ぶためには、科学者の価値観や、研究活動とはそもそもどのようなものなのか、そして社会と科学者との関係について理解する必要があります。これから研究室に配属される学部生、あるいは既に研究室で実験を進めている大学院生に参考にしていただけると嬉しいです。また、これから研究倫理、あるいは研究公正について指導するという立場にある教員の方にも是非、手に取っていただきたいです。
東京化学同人サイト:大阪大学大学院生命機能研究科の仲野徹先生の書評が掲載されています。
「誠実な生命科学研究のために」:国内外の研究公正に関わる情報を集めています。
薬理学分野webサイトを開設しました
2018年4月に田中が薬理学分野に着任したことに伴い、webサイトをリニューアルいたしました。本分野では、薬理学分野の中でも免疫学の領域に近接した研究が行われてまいりましたが、これからも「炎症応答」を重要なキーワードとして研究活動を進めていく所存です。このwebサイトではスタッフの研究成果や研究室の出来事について情報発信を行います。宜しくお願い申し上げます。
前任の大矢進先生の連絡先は下記の通りです。
- 名古屋市立大学大学院医学研究科 薬理学分野
- 教授 大矢 進
- 〒467-8601 名古屋市瑞穂区字川澄1