• 山本 昌 Yamamoto, Akira
• 〒607-8414
  京都市山科区御陵中内町 5
  京都薬科大学 薬剤学分野（躬行館4階）
• TEL : （075）595-4661
• FAX : （075）595-4761
• E-mail : yamamoto@mb.kyoto-phu.ac.jp

略　歴

　

1976年4月	京都大学薬学部入学
1980年3月	京都大学薬学部製薬化学科卒業
1980年4月	京都大学大学院薬学研究科修士課程薬学専攻入学（瀬崎　仁先生主宰）
1982年3月	同大学院薬学研究科修士課程修了
1982年4月	京都大学大学院薬学研究科博士後期課程薬学専攻進学
1983年4月	同大学院薬学研究科博士後期課程退学
1983年5月	京都大学薬学部薬剤学教室助手（瀬崎　仁先生主宰）
1987年1月	京都大学薬学博士学位取得
1987年7月～1989年1月	米国南カリフォルニア大学博士研究員(Dr. Vincent H.L.Lee)
1989年2月	帰学
1991年1月	京都薬科大学製剤学教室助教授（村西　昌三先生主宰）
1998年1月	京都薬科大学製剤学教室教授
1998年4月	京都薬科大学薬剤学分野教授（教室名変更）
	現在に至る

　

主な研究活動

京都大学においては、薬物の消化管吸収に及ぼす免疫の影響について研究を行う。その後、米国南カリフォルニア大学において、ペプチド性医薬品の経粘膜吸収について研究を手掛け、京都薬科大学においてもこのテーマで研究を継続している。現在までの研究成果は、原著論文 263 報、著書（共同執筆を含む） 96 冊、総説、解説 69 編などにまとめられる。

また1990年 (平成2年)には、Journal of Controlled Release の Outstanding paper award を、1996年（平成8年）には、「生理活性ペプチドの経粘膜吸収の改善に関する研究」という研究内容で日本薬物動態学会奨励賞を、1997年 (平成9年)には日本薬物動態学会ベストポスター賞を受賞した。その後2001年（平成13年）には「生理活性ペプチドの経粘膜吸収改善に関する生物薬剤学的研究」という研究内容で日本薬学会学術振興賞を、また2006年(平成18年)には、「タンパク性医薬品をはじめとする難吸収性薬物の消化管・経粘膜吸収の改善」という研究課題で第6回日本DDS学会永井賞を受賞した。さらに、2016年（平成28年）に大学発ベンチャー・新エネルギー技術産業技術総合開発機構理事長賞を、また2017年（平成29年）には日本薬剤学会タケル・アヤ・ヒグチ記念賞、2021年（令和3年）に日本薬剤学会賞を受賞した。

現在、日本薬剤学会、日本DDS学会及び日本薬物動態学会の評議員を務めている。また、現在までにBiol. Pharm. Bull., Drug Metab. & Pharmacokinet.、J. Pharm. Sci., ならびに Int. J. Pharm. の編集委員ならびに Advisary Board を務めている。その他に日本薬学会、創剤フォーラム、日本癌学会、日本バイオマテリアル学会、AAPS (American Association of Pharmaceutical Sciences) 学会、CRS (Controlled Release Society) 学会、FIP (International Pharmaceutical Federation) 学会などの会員である。