第2回メタロミクス研究フォーラム 本文へジャンプ
フォーラム概要



学会の目的と開催意義

日本微量元素学会評議委員であり、日本分析化学会元会長の名古屋大学名誉教授 原口紘き先生は、2007年11月にInternational Symposium on Metallomics 2007を主宰され、薬学会、化学会、日本微量元素学会などの関係者も多数参加され、大盛会であった。メタロミクスとは、まさに微量元素の主要研究テーマを包括する新たなオーミックスであり、生体微量元素を研究する者にとって終身的に活躍すべきフィールドであることは論を待たない。この国際会議は2年ごとの開催が決定され、2009年に米国シンシナティで開催、2011年に独国ミュンスターでの開催が予定されている。国内においても、2年ごとの継続的な研究会として、2008年に第1回国内メタロミクス研究フォーラムが開催され、大盛会であった。

  本計画では、2010年11月に第2回国内メタロミクス研究フォーラムの開催を企画した。メタロミクスをキーワードにした分析化学、錯体化学、医学、薬学、栄養学、トキシコロジー、環境科学などの研究者の学術交流と相互発展を目指した学術集会と位置づけている。


日時 11月2日(火)および3日(水・祝)

会場 京都薬科大学 愛学館 愛学ホール他
    (京都市山科区御陵中内町5 交通:JR山科駅より徒歩8分)

主催 (独)理化学研究所 神戸研究所 分子イメージング科学研究センター
共催・協賛 英国王立化学会、日本化学会、日本薬学会、日本微量元素学会、日本分析化学会、錯体化学会、日本栄養食糧学会、日本核医学会、プラズマ分光分析研究会、日本鉄バイオサイエンス学会、メタルバイオサイエンス研究会、日本薬学会近畿支部

臨床系シンポジウム(第1日;11月2日)
「過剰鉄による発がん機構の解明」(名大医)豊國伸哉
「微量元素欠乏と心臓疾患」(洛和会音羽病院)平岡勇二
「臨床における有害重金属の検査と治療」(銀座上符メディカルクリニック)上符正志

基礎系シンポジウム(第2日;11月3日)
「メタロミクス研究を牽引するハイフネーテッド分析システムの開発」(名大エコトピア研)梅村知也
「複数分子同時イメージングの研究最前線 メタロミクス研究への寄与」(岡山大医歯薬総合・理研)榎本秀一
「亜鉛トランスポーターが関わる生体機能と病態形成」(理研 横浜研究所)深田俊幸


市民公開講座
(第2日;11月3日)
「食べ物と健康−ミネラルの重要性」(神戸女大)梶原苗美 
「分析機器を用いた食品・医薬分野における元素分析」(株式会社島津製作所 分析計測事業部 応用技術部)西埜 誠

一般講座
発表形式 口頭発表とポスター発表
英国王立化学会より優れた発表に対し優秀賞が授与されます。

演題募集申込開始日 2010年7月 1日(水)
事前参加申込開始日 2010年7月 1日(水)

一般演題申込締切日 2010年9月10日(金)
講演要旨提出締切日 2010年9月28日(火)
事前参加申込締切日 2010年9月28日(火)

参加費
一般(主催、共催、協賛の学会員)事前5000円 当日6000円
学生 事前 3000円 当日4000円
非会員 事前 6000円 当日7000円
懇親会費 一般 5000円 学生 3000円 非会員 6000円

問合先・申込先
第2回メタロミクス研究フォーラム事務局

〒607-8414 京都市山科区御陵中内町5
京都薬科大学 代謝分析学分野
代表 安井裕之
電話:075-595-4629 FAX:075-595-4753
分野WEB http://www.kyoto-phu.ac.jp/labo/taisya/
E-mail:metal_10@mb.kyoto-phu.ac.jp