藍草(乾藍)

 
原植物名 アイ Polygonum tinctorium Lour.
[タデ科(Polygonaceae)]
産地 日本へは古い時代に中国から渡来した。
特徴 1年生草本。高さ30〜80cm。茎は紅紫色を帯びる。
葉は互生し、長楕円形。托葉は莢状をして茎を抱き、辺縁に毛がある。    
秋に紅色の花を穂状につける。
薬用部分 ・葉の発酵液より得た藍色の粉末
・葉、果実
生薬名 ・Indigo Naturalis;青黛---せいたい
・藍葉(葉) --- らんよう;藍実(果実)--- らんじつ
薬効・用途 青黛は解熱、消炎、止血などの目的で漢方方剤に配合される。
藍実は、解熱、解毒等を目的とする漢方方剤に配合される。
藍葉は民間で毒虫の刺傷等に外用する。
備 考 税として納めていた諸国