紫根(紫草)

 
原植物名 ムラサキ Lithospermum erythrorhizon Sieb. et Zucc.
[ムラサキ科(Boraginaceae)]
産地 日本(北海道〜九州)、朝鮮、中国、アムール地方に自生
特徴 多年生草本。高温多湿に弱く、草原を好む。
高さ60cm。全草に粗毛があり茎は直立する。葉は長楕円形で互生する。    
花冠は5裂し、白色。紫色の色素は根の皮に含まれる。
薬用部分
生薬名 Lithospermi Radix;紫根 --- しこん
薬効・用途 解熱、解毒、抗炎症などを目的とする漢方方剤に処方されるほか、
軟膏剤として火傷や創傷等に外用する。
備 考 税として納めていた諸国