【キハダの剥皮】

2004年6月吉日
園内にある25年もののキハダを切り倒し
その樹皮を剥がし乾燥して「黄柏」をつくりました。
以下は、その行程の記録です。

まず、倒した木が回りの木に当たって傷つけることを最小限に抑えるため、上の枝をなるべく落としていきます。

ロープで安全な方向に倒れるよう引っ張り誘導しながら、根元からチェーンソーでいっきに切り倒します。

切った後の切り株、直径約46p、樹皮の黄色い部分は太いところで1.5pもあります。

樹皮を剥ぐための口をチェーンソーで縦に入れます。

竹べらで丁寧に材から樹皮を剥いでいきます。

樹皮からコルク層(茶色い部分)を剥がします。とれにくいときは、木槌でたたいてやると意外と簡単に剥がれます。

完全にはがれました。広げると約60p四方あります。

あとは、天日乾燥すれば黄柏のできあがりです。