原植物名 | アケビ Akebiae
quinata Decne. [アケビ科(Lardizabalaceae)] |
産地 | 日本、朝鮮、中国中南部に自生 |
薬用部分 | つる性の茎 |
生薬名 | Akebiae Caulis;(和名)木通 --- もくつう;(中国名)Mu-tong |
成 分 | 木部に hederagenin および oleanolic acid
をゲニンとするサポニンを含み、 また、木部の水製エキス中に含まれる灰分は主にカリウム塩類 |
薬効・用途 | 漢方では消炎性利尿、通経、鎮痛などの目的で方剤に配合 |
備 考 | ・50%メタノールエキスおよびサポニンにはストレス胃潰瘍発生に対して予防効果があると言われている ・oleanolic acid をゲニンとするサポニンには抗炎症作用あり ・ミツバアケビの茎なども木通として採取されている |