マンネンタケ

マンネンタケGanoderma lucidum (Fr.) Karst. (Polyporaceae) サルノコシカケ科
 古くから霊芝・サイワイタケ等の名前で、薬用あるいは観賞用として珍重されてきた。
 薬用としては、強壮・鎮痛薬として、神経衰弱症・不眠症・消化不良・老人性気管支炎の咳嗽などの慢性病に応用する他、近年、制癌作用も注目されている。
 広葉樹の切り株、あるいは地中に埋もれた腐木などから生えるきのこで、夏に発生し成育するが乾燥すれば秋以降もそのままの姿で残る。