オニフスベ |
オニフスベ | Lasiosphaera nipponica (Kawam.) Kobayasi ホコリタケ科 |
主に竹林に夏〜秋にかけて生え、大きさは直径30cmにも達する。(当園のものは直径20cmぐらいでサクラの株元に生えていた。) 肉が白くて弾力がある幼い時は食用となるが、あまりおいしくないとのこと。しかしながら、おいしくないのに、これを塩漬けにしたものは珍味として珍重されるというから不思議である。 成熟すると外皮がはがれ淡緑褐色の屑綿状となり、頂端にできる小さい穴から胞子を噴き出す。この胞子を切り傷・擦り傷などの出血時に直接患部へ振りかけると止血の効果があるという。 |