スイカズラ(花)

スイカズラLonicera japonica Thunb.(Caprifoliaceae) スイカズラ科
 花を引き抜き、官の細い方を吸うと、 よい香りがあって甘い味がするので、子供たちがこぞって吸いたがるところから、名前がきている。
 葉は冬でも枯れずに寒さに耐え忍ぶというので、葉茎の生薬名は「忍冬」といい、痔の痛み・腰痛に入浴剤として使い、腫れ物に煎じて飲む。 また、花は白花と黄花が入り乱れて咲くので、花の生薬名は「金銀花」といい、関節の痛みに煎じて飲むほか、解熱にも服用する。